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映画『MAGI -天正遣欧少年使節-』(2019)歴史ドラマ 全10話

『MAGI -天正遣欧少年使節-』(2019)

16世紀末に実在した「天正遣欧少年使節」を題材にした全10話の歴史ドラマ

東方の三博士(The Magi)は、キリスト教の聖書に登場し、イエス・キリストの誕生を祝って東方からやってきた3人の賢者を指す言葉です

概要

1582年、九州のキリシタン大名たちの後援を受け、4人の少年

伊東マンショ
中浦ジュリアン
原マルティノ
千々石ミゲル

が日本からヨーロッパへ派遣される。

彼らは最終的にはローマ教皇に謁見します。

見どころ
① 「世界史」と「日本史」が交差する珍しい戦国ドラマ

② 旅と成長のロードムービー的魅力

③織田信長と豊臣秀吉の対比

織田信長を演じる吉川晃司と、豊臣秀吉を演じる緒形直人の存在感も大きな見どころです。

世界に開かれた視点を持つ信長と、キリスト教に警戒心を強める秀吉。

 

評価

本作は大ヒット作ではありませんでしたが、歴史好きの間では比較的評価の高い作品です。

特に評価されているのは、

『MAGI -天正遣欧少年使節-』は、戦国ドラマというよりも「日本人最初のグローバル体験」を描いた青春歴史ドラマ。

『宝島』や韓国映画の政治史作品のように、「国家と個人の関係」を描く作品として見ると興味深い作品です。

特に印象的なのは、少年たちがローマで見た壮大な文明と、帰国後に遭遇するキリスト教弾圧との落差だろう。


「世界を知ってしまった若者は、故郷に帰って幸福になれるのか」

という普遍的なテーマを秘めている。

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天正遣欧少年使節を描いた作品は日本では意外なほど少なく、本作はその空白を埋める貴重な映像作品と言える。歴史好きなら十分に観る価値のある一本です。

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この種の映画が意外と少ない理由

題材としては非常に面白いのですが、映画化が難しい。

その理由は次回。

映画・ドラマとして面白い順なら

私は次の順です。

①長州ファイブ
②薩摩スチューデント
③慶長遣欧使節

(1613年)に仙台藩主伊達政宗がフランシスコ会宣教師ルイス・ソテロを正使、支倉常長を副使として、スペイン国王・フェリペ3世、およびローマ教皇・パウロ5世のもとに派遣した使節。

④岩倉使節団
⑤天正遣欧少年使節

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「若者が世界を見て驚く」

ではなく、

「日本という国をどう設計するか」

という”国家プロジェクト”という意味でみると、日本史の「海外を見た人たち」の流れは、天正遣欧少年使節から岩倉使節団まで一本の線でつながっていると見ることができます。